旅猫リポート

 

旅猫リポート (講談社文庫)

旅猫リポート (講談社文庫)

 

 ここに紹介するのを本にしようか、DVDとかにしようか迷ったけれど、本にしました。それだけ僕にとって、この本は特別な存在だからです。

一昨日、テレビで映画をやっていて、でも原作がよかっただけに実写版はどうなんだろ?……そんな思いでちょっと見てみたら、なかなかよくて。でもその日は用事で全部見られなかったので、昨日、Amazonプライムでレンタルして見ました。昨日1回、今日1回。そのくらいよかったです。何がよかったって、猫の鳴き声とかを吹き替えを使わず、鳴き声は猫、そして心の中の言葉を人間が、という形がとても僕には違和感なく受け入れることができました。サトルとナナのお話。何度も何度も読んだお話。僕の家で誰かがいなくなるたびに読んで、僕を支えてくれた大切なお話。

映画はほぼ忠実に原作に沿っていたけれど、ラストだけは原作が少しはしょられていました。そしてそのはしょられていた部分が僕は大好きで。その分だけマイナスだけれど、それでも何度も何度も泣いてしまう、そんなできばえでした。

福岡から友達が来ている話は前に書きましたが、その友達は我が家のナナちゃんのことは知らないけれど、そのほかの子のことはみなよーく知っています。そして今、何かにつけて、一緒に思い出話をできるのが嬉しくてたまらないです。初対面でチャムに顎を甘噛みされて驚いて僕に言いつけにきたこと、シロンパくんに夜通し困らされたこと、元気とアイコンタクトでお話ししたこと、名前を呼ぶと返事をするペコのこと、一晩中、おなかにヒメちゃんが乗って身動きとれなかったこと、はじめの頃、マックが受け入れてくれずシャーッばかりしていたこと、上手に甘えてきてくれたトラマルのこと、そんないろいろな思い出を誰かと共有できるというのは本当に嬉しいものなんですね。

このブログでも僕は会ったこともない猫たちに思いをはせ、そして心配してもらったり、元気をもらったり。あぁ、猫っていいなぁってつくづく思いました。何をいまさら、ですね(笑)

そういえば、僕の家から駅までの商店街に犬や猫たちの保護活動をしている人たちのお店(?)がオープンします。ちょっと楽しみです。でものぞいたら、連れて帰りたくなっちゃうだろうな。その商店街を通って、今日は駅近くにある「串カツ田中」に行っておなかいっぱい食べてきました。久しぶりの爆食です。3人で1万円。多いのか少ないのかわからないけれど、初めてたこ焼き器でたこ焼きなんか焼いてみたりしたけれど、とてもとても楽しい時間でした。水曜日ははとバスに乗って富士山へ行ってきます。天気はまだ予断を許さない状態のようだけれど、せめてバイキングだけでも楽しんで来られたらと思っています。

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小春。いつも枕元にいてくれます。19歳と6ヶ月。僕にとっては何歳になっても赤ん坊。