ヒメちゃん入院。

少し前から時折呼吸が苦しそうな素振りを見せていたヒメちゃん。11月中頃に病院に連れて行った際には鼻炎でしょうかね、と言うことで薬をもらい様子を見ていたんだけれど、今日は昼頃から口呼吸が激しい。しばらく様子を見ても治まらないので病院へ。院長先生はヒメちゃんをひと目診るなり、『左右で瞳孔の大きさがかなり違いますけどいつからですか?』と。
2,3日前から涙目だったので、風邪気味かなくらいにしか思っていなくて、その旨、伝えると、この症状は神経がやられているケースが多いんです、と。それはもしかしたら鼻炎の影響なのかもしれないし、脳に何らかの障害があるのかもしれません、と。
その話を聞きながら、僕はナナちゃんのときのことをうっすらと思い出していた。膝裏にしこりができて連れて行った際、『ただのできものかもしれないし、悪性リンパ腫かもしれません。』二者択一を迫られているような気がして僕はすっかり動転していたっけ。たぶん、今日も先生の話を聞きながら、僕は呆然とした顔をしていたんだろう。とりあえず、今は何かをぐだぐだと悩むよりも、ただの鼻炎であることを祈るしかない。またヒメちゃんのカエルのような鳴き声が聞けると信じるしかない。*1
今年はオイルヒーターが壊れ、すっかり寒い思いをさせてしまっていたんだけれど、今日、ようやくamazonで9000円で買ったオイルヒーターが届いたのに。やっと部屋が暖かくなったのに。どうかどうか、無事に帰ってきますように。何ともありませんように。

先週末、壊れて温かくないヒーターの前でお日さまを浴びるヒメちゃん。

宅配の公園で『ビク』と名付けた女の子。引越で置き去りにされたその子は、最初のうちこそ、本当に怯えてゴハンも器から少し口にすると離れて食べるという臆病さ。それが少しずつ慣れ、今ではGパンにしがみついて離れようとしない。僕の家が病気の子ばかりじゃなかったら。知り合いのおばさんも保護猫で家の中がいっぱい。他の人にも当たってもらっているけれど、どうなることか……何とか里親さんを見つけてあげたい。もう1人、今年はやはり引越で置き去りにされた猫がいる。この子は2年くらい前から夏の間だけ顔を見せていたんだけれど……今回は初めての冬。無事に越せるように祈るしかない。今年は暖冬だなんて言っていたけれど、先週くらいから真冬を思わせる寒さで心配も大きい。それでも、去年あたりからシェルターを何軒かの家の脇に置かせてもらったりで、ほんの少しだけ前進……なのかな。どうなんだろう。

*1:呼吸が苦しいせいなのか、ここ一ヶ月くらい声がでていなかった。