春から初夏へ。

今年は桜の開花宣言が出てから満開になるまで風邪をひいてしまったこともあって、その過程を心ゆくまで楽しむことができなくて。それでも宅配の公園や上野公園での夜桜は楽しめたし、早朝の千鳥ヶ淵も楽しめたし(2,3分咲きだったけど)、と自分で自分を納得させようとしていたんだけれど、年一度のことだし、そう簡単にあきらめがつくわけもなく。
BBSにペタンしてくれたちゃとらんさんの桜を見ると、一度でいいから、こんなに見事で静かな桜をのんびりと見てみたい、歩いてみたい、そんな思いがますます強くなってしまうようです。んー、ちゃとらんさん、ホントにちゃとらんさんが撮ってくれる桜は見事です。羨ましすぎです。菜の花と桜と青空のコントラスト、東京ではなかなか見られない風景です。そして早朝の桜。友人に聞いたんだけどね(ある写真家が言っていたそうです)、桜を一番きれいにカメラにおさめられるのは早朝の光を浴びる前なんだそうです(もちろん感じ方は人それぞれだけどね)。陽射しが強くなりすぎる前の、空気がちょっとひんやりする中での桜、さぞかし気持ちよかったんだろうな、と。ちゃとらんさん、毎年のおすそわけありがとう。この風景は何度見ても気持ちがいいです。
春が苦手、桜が苦手という友人がいます。エネルギーが吸い取られてしまうようで、集中力が続かないとか、気持ちの変動とか、いろいろあるようで。その代わり(と言っていいのかどうか)新緑の時期は大好きなんだそうです。とあるブログを読んでいたら、その人も桜を見ると「不明瞭な憂鬱」に悩まされてしまうと書いてありました。ボクも桜は大好きなんだけど、そう言えば、例年一番調子を崩すのが11月とこの時期だなぁ、、、なんて思ったり。クリニックの先生も春先は患者さん多いんですよって言ってたっけ。幸い、今年はまだ大丈夫なようだけど。とりあえず今日はクリニックです。

家の近所を歩いていて見かけた猫です。ちょっとわかりづらいかな。ひと目を避けて、緑とお日様の匂いに包まれています。