小春。

8日から11日まで福岡から友だちが泊りがけできてくれていました。その友だちも仕事のせいでちょっと心を壊してしまって、壊してしまった者同士、いろんなことを語り合ったりしていました。その中で僕は「友だちがいない」って愚痴をこぼしたときに、その友だちに、このブログの人たちがいるじゃないかって言われました。実際に会ったり、贈り物をもらったり、メールやコメントで言葉を交わしたり…
考えてみたら、初めてホームページを開設してから18年が経つんですよね。当時の僕の家は幼い猫たちが10!1Kの部屋に10!日々の騒動を綴ってばかりでしたが、それが段々と闘病記録になっていったり、いろいろと変化して。
でもそんな諸々のことを今でもこうしてお互いに分かち合えること、僕は本当に嬉しく思います。更新は少ないけれど、やめなくてよかったと本当に思っています。
さて、10日の火曜日の18時半頃のことでした。いつものように僕のおなかの上でくつろいでいた小春に異変が起きました。妙にゆらゆらと体が揺れて。慌ててそっと下ろしてみたら、よたよたっと数歩歩いて、そのまま倒れそうになりました。すぐさま着替え、小春を連れてタクシーで病院へ。超音波やレントゲン、血液検査、いろいろしてもらいました。血液検査の結果はほぼ異常なしです。18歳なのにいろんな数値、ほとんど正常値です。院長先生曰く、考えられるとしたら脳障害、てんかん……
脳障害と聞いたらシロンパくんを思い出しました。3年半前のあの日、朝、元気にご飯を食べて暴れまわっていたと思ったら急に痙攣……そしてその日の夜には旅立ってしまったあの日のことを。
「小春もそんな風になるんですか?」の問いに、院長先生は
「脳障害と言ってもいろいろあるので、後遺症が残っても元気になる子もいます。ただ脳の萎縮とかだと……」「一応薬を出します。様子をみてください。もしこの薬を飲んでもふらつきがおさまらないようだったら、てんかんの可能性もありますので、その際はその薬を試してみましょう」

小春、君は本当にわがままし放題の子だったね。ヒメちゃんのことは何度もぶつし、あるときはナナちゃんをぶって、逆に怒られて小さくなったこともあったね。そうやって君のじゃじゃ馬ぶりには泣かされてきたけれど、でも君に感謝していることがあるんだ。それは、君がこの歳になるまで病気一つしなかったってことかな。それは本当に感謝しているんだ。医療費には本当に泣かされたからね。それから毎晩、僕のお腹の上で寝てくれること、ちょっと苦しいけれど、本当に嬉しく思っているよ。ありがとう。まだまだ元気でいてね。
小春は、食欲が落ちていることもあって、毎日100mlの点滴、投薬、そしてa/d缶を1日1/2缶食べさせなければなりません。こんなときは失業状態でちょっとよかったかなって思っちゃいます。a/d缶はシリンジではなく指であげています。噛まれたりもするけれど、その方が小春も食べている気になるかなと思って。
ブログへのコメントいつもありがとう。でもあんまり気を使わないでくださいね。僕はたまにしか更新しなくても、読んでいてくれている人がいることわかっているので、それだけで心強いんです。だから、みんなはみんなが今抱えていることや、しなければいけないことに心を注いでくださいね。そして時折、時間があったら、近況等聞かせてください。それだけで僕は十分に嬉しいです。本当にありがとう。