待ちわびた春。

きっと、猫って自分に起こることのすべてを、そのままに受け入れ、誰を恨むでも、何を恨むでもなく生きているんだと思う。だから、僕はこんなにも猫に惹きつけられるんだと思う。きっと、ミミちゃんもあの日、足から下ろした僕を恨むでもなく旅立っていったのかもしれない。でも、そうは思っていても、心がついてこなくて、12月から僕の周りで起こっていることに、心だけが置いてけぼりをくらっている、そんな感じでいます。
ミミちゃんがいなくなって一週間。毎晩、公園へ行ってビクを足にのせてると、やっぱり隣にミミちゃんがいるような、そんな錯覚にとらわれてばかり。今までなかったような、この厳しい冬を無事に乗り越えられそうだったのに。もう少しで、あの公園にも満開の桜がきれいに咲いたのに。
コメントの返事、返さなくてごめんなさい。いつもいつも、こうやって謝ってばかりで本当にごめんなさい。頭と心がチグハグで、いろんなことわかっていても、心にぽっかりとあいた穴に戸惑い続けている毎日です。ミミちゃんを不妊手術に連れて行った時の写真をもらったので、載せてみます。

本当に穏やかないい子だったんだなぁ、と。あんなに穏やかな子は僕の家でもヒメちゃんくらいだったなぁ、と。

今週は木・金と寒さが緩んだので、少しだけ日比谷公園に寄ってみました。白梅・紅梅ともにあと少しで満開といった感じかな。桜のつぼみも、だいぶ大きくなっていました。もうすぐです。来週末にはたぶんピンク色のつぼみが見られると思います。ようやくに待ちわびた春、です。