メール、どうもありがとう。

嬉しいような、切ないような、そんな不思議なメールを頂戴しました。10年来の付き合いの外猫との最期のとき……そのときの選択を間違えてしまったのではないか、と。謝っても謝っても謝りきれない、と、そんな気持ちのメールでした。
ボクも全く同じだったなぁ。トットのときも、チャボのときも、そしてナナちゃんのときも。もっと別の時間の過ごし方があったんじゃないか、もっと別の最期の迎え方があったんじゃないか、ちっとも幸せな時間をやれなかったんじゃないか。そんな後悔が長く長く続いたような気がします。
でも、きっと正解なんてないんだろうと思います。どんな選択をしても、絶対に後悔はするだろうし、その子のことを穏やかに思い出せるようになるには、長い長い時間がかかっちゃうのだろう、と。
今もボクは宅配の公園へ通いながら、この子たちともいつまでも会えるわけじゃないんだなぁ。もっともっといっぱいお話ししておこう、もっといっぱいいっぱい遊んでもらおう。そんな風に思うけれど、その瞬間はある日突然やってきて、やっぱりボクは途方に暮れてしまうんだろうな。そんなことを考えながら、日々を接するのがいいのか、それとも、一緒の時間をただ楽しむだけがいいのか、今もってわからないけれど、やっぱり、これにも正解はないんじゃないか、と、そんな風に思います。12回目の冬を一緒に迎えるタヌキと流星。この子たちがいなくなったら、ボクも公園通いはやめよう。そう考えていたけれど、やっぱりそれは無理で、まだまだ通い続けなくちゃいけないんだろうな。
あれ、だんだん文章が支離滅裂、要旨がわからんようになってきたぞ。うん、そんなメールをもらって、あ、同じように感じる人、やっぱりいるんだな。そんなことがわかって、ちょっと嬉しかったです。メールで返事を書こうか、どうしようか、と迷ったのですが、この場にてお礼を。どうもありがとうございました。



銀座はクリスマスムードいっぱいです。あと一ヶ月、きんきらきんのイルミネーションをきれいだな、と思う反面、やっぱり少し寂しくて。何が寂しいのかよくわからないけれど、子供の頃のように無条件にクリスマスを笑うことはできないんだなぁ、と。今年はお菓子がたんまり入ったおっきめの長靴でも買ってみようかな(年齢的にも恥ずかしさ薄れてきたし)。それにケーキを少しと、ケンタのチキン。回りに群がるみんなに『あげないよ〜だ!』なんて意地悪をしながら。そんなクリスマスになるんじゃないか、と、今からそんな風に思っています(ちょっと気が早すぎかな)。
キャリーちゃんのママさん、tamaさん、コメントどうもありがとう。キャリーちゃんのママさんとはそんなに遠いわけじゃないんですよね(遠いのかな?)。いつか是非お会いしましょう。tamaさん、そうそう、いろんな人がいるよ。宅配の公園も、もう13年が過ぎたけれど、苦情もいろんなのがあったもんなぁ。その都度、悲しくなったり怖くなったり、いろいろだけれど……これからもいろいろあるんだろうなぁ。その時はまたここで泣き言言わせてね。
さてさて、我が家はホットカーペットはもうすでに使っていたけれど、いよいよオイルヒーターも使うようになりました。東京なんてまだまだそんなに寒いわけじゃないんだろうけど、すきま風のせいなのか、とってもとっても寒いです。みんなも風邪などひかないように気をつけてね。