人間万事塞翁が馬

うまいこというもんだな。いろいろな用事で明日は病院へ行くわけだけど、ナナちゃんが最後に病院へ行った27日の日曜日、当日の当番医の女医さんにはいやな思いをさせられた。細かいことは書かないけれど、最初は怒鳴り込みたいくらいだった。でも……あの人が当番医だったから、ナナちゃんは家に連れて帰れて看取ることができた。もし大好きな院長先生があの日病院にいたら、もしかしたらナナちゃんの最後は病院だったかもしれない。
本当に何が幸いで、何が不幸かなんてわからないんだなぁ……。明日は黙って、何も言わずに余った薬を返そう。院長先生にはきちんと9ヶ月のお礼を言おう。批判はすまい。自分が悲しくなるだけだ。