9才。

宅配の公園。数日前から塾帰りの学生が団体で来るようになり、猫たちともゆっくりする時間がなくなってしまって。今日もみんながご飯を食べ終え、さて、のんびりするぞと思ったら…仕方ない、早めに帰るね、と言って、帰ろうとしたら、自転車の後ろからとことこついてくるタヌキ。あれれ、どうしよう?と思って、立ち止まるとタヌキも立ち止まり。近くの別の公園へ自転車を乗り入れ、ベンチに腰掛けると寄ってきてしきりに甘噛み。ん?どうした?ここのところゆっくりできなくて寂しかったんか?それとも今日の寒さがきついのかな。そんなことを思いながら、背中をさすったり、のどもとをさすったり。30分くらいそんな時間を過ごして、さて、帰るぞと言うときの目が切なかったな。
家に帰って、暖かい部屋で甘えてくるみんなを見て、何だかなおさら切なくて。暖かい布団や毛布の上で寝られたら、タヌキたちもどれだけ幸せなんだろう。
ペコと小春、そしてチャボが我が家に来て、明日でちょうど9年。そっか、9年か。チャボはいなくなってしまったけれど、ペコと小春はまだまだ元気。まだまだ赤ん坊みたいだと思っていたけど、もう9才かぁ。とは言え、やっぱり赤ん坊と一緒なんだけどね。