雀の大騒動。

まったく雀の方が大災難ってもんだ。今日の東京は昼頃までは雨だったんだけれど、そのあとはうっすらと日差しも。少し暑いかな、と感じて、台所と一つの部屋の窓を開けて(隙間はわずかだけど)、ボクは一昨日やっと借りられた『ショーシャンクの空に』を楽しんでいたら。
台所で何やらみんなの鳴き声が。そのうちにドタバタと。何だ、何だ!とばかりに慌てて台所へ行こうとしたら、ボクの顔めがけて何かが飛んできて。一瞬、ゴキちゃん?かと思って、全身鳥肌。もうね、何が苦手、嫌いって虫が嫌い。苦手です。情けないけど、大の苦手です。
あ、話それた。その飛行物体が雀だということはすぐに気がついたんだけど、それからが大変。逃がしたいボクと捕まえたい猫どもの壮絶?な闘い。特にペコ。普段はおっとりやのくせに、もう雀めがけてそりゃすごいったら。で、一度は捕まえちゃって、けど雀も頑張って逃げてくれて。部屋の中で暴れてくたびれちゃったのか、みんなに追い回された恐怖なのか、そのうちに部屋の片隅にやっとうずくまってくれて、両手で覆うようにしたら、おとなしくつかまってくれました。ベランダで洗濯機の上にそっと置いたら、元気に飛んでいってくれたのでちょっと安心。あ、元気に飛んでいったというより、恐怖でとにかくこの家から早く離れたかったんだろうけど。逃がした後も、みにゃさんは雀を探してニャニャニャニャ鳴いてたけど、知ったこっちゃありませんってね。
で、肝心の『ショーシャンクの空に』ですが、表現方法がうまく浮かばないので、感想は書きませんが、ボクにとっては今まで見た映画の中でNo.1にしてもいいくらいの映画でした。希望とか誰かに必要とされている喜びとか、ありきたりの言葉でしか書けないのがもどかしいけれど、ラストシーンは嬉しくて嬉しくてたまらなかったです。今日は恒例の缶詰の大量買い出しや元気の病院や、実はとっても忙しい一日だったんだけれど、何だか映像に随分と救われた気がします。
週中に写した満開の金木犀。芳香剤としては好きな匂いじゃないけれど、自然の中での匂いは大好きです。