天の声

少し暗い日記になります。そういう気分じゃない人はスルーして下さい。お願いします。
2002年の夏、親戚の中では一番近かった叔父が自殺し、そのすぐあとには、厚意で一戸建てを貸してくれた知人が自殺。そしてその知人の内縁関係の女性から立ち退きを要求され、一気に精神状態がおかしくなりました。そして少しずつ心がおかしくなっていき、鬱病と診断されました。
鬱病になって一番悩まされている症状は『おまえなんかいらない』という天の声が聞こえることです。会社でもどこでも自分の存在が無用で、もし自分がいなくなっても誰も気づかない、悲しまない……そんな風にしか自身のことを考えられなくなってしまったんです。
実は最近、この天の声が少しずつ聞こえるようになっていました。たぶん年末年始の息苦しさもこれだったと思います。
よく学生時代の友達は利害関係なし、損得勘定抜きだから友情が一生続くって言いますよね。社会人になってもボクはそんな友達関係が可能だと思っていました。だけどボクが…ボク自身がだめなんです。ボクは相手に対して損得、利害は考えない。ただそいつが好きだから一緒にいる。それだけなんです。だけど相手にとって自分は利益になるだろうか、何かメリットがあるだろうか、そんな風にどうしても考えてしまうんです。答えは……何もないんですね。相手にしてあげられることが何もない。それどころか鬱病を理由に甘えてさえいる。これではだめなんだと……。
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実は2003年頃から早朝に1時間だけアルバイトをしています。金銭的にきついからです。途中自分が入院したとき、それからチャボが入院したときは中断しましたが、ナナちゃんの時もよほどのことがない限り、ずっと続けていました。そのアルバイトを昨秋からやめたいとずっと思っていたのですが、なかなか認めてもらえず……だけど、やっと認めてもらえることになりました。
ボクは以前このHPで宣言したのですが、ある資格を取りたくて勉強を始めました。毎朝1時間くらい喫茶店で友人に教わっていたんです。言い訳めいてしまいますが、軌道に乗ると何かしらのアクシデントがあり、勉強が中断、、、その繰り返しでした。
朝の1時間、アルバイトに使うか、勉強に使うか、アルバイトの収入約25000円がなくなるのは大きな痛手だけど、やっぱりもう一度だけ自力で夢を追うことにします。
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鬱病を理由に人に甘えることはやめようと思います。苦しい時弱音は吐くと思います。だけど鬱病を理由に何かから逃げることだけはやめようと思います。
確かにボクは会社や身近な生活では無用かもしれない。だけどこの場所にはナナちゃんや他の子を通じて喜びや悲しみを分かち合える人たちがいる。決してボクの存在はゼロじゃない。
ごめんなさい。こんな暗い話を書いてしまって。当分は胸の内にしまっておくつもりだったんだけど、昨日一気に爆発してしまってどうにも収拾がつかなくなってしまったんです。自分の中だけで決着をつければいいんだろうけど、どうしてもそれができずにしました。そして前にも書いたけど、ボクはこの場所に書くことによって、どうにかバランスを保つことができるようです。だから勘弁してください。そして、どうかこのことへのコメントには気を遣わないで下さい。お願いします。これでこの話はおしまい、いつもの日記に戻ります。