幸せは……

宅配の公園に行く途中、赤十字病院の脇を通ります。今日も救急車が横付けされ、付き添いの家族の人たちもあわただしそうに病院の中に入っていきました。あの人たちには大晦日紅白歌合戦も除夜の鐘も、そして元旦に届くであろう年賀状も一切が関係ないものになってしまうんだろうな。そう考えると、寂しかろうが、切なかろうが、みんなと一緒に年越しの時を迎えられるのはとっても幸せなことかもしれない。
何日か前にSさんがコメントに書いてくれたけれど、ボクはどうにも気持ちの切り替えができない。そして悲しみを誰かに代わって背負ってもらうことも、背負ってあげることもできない。だけど去年チャボを失ったときは、何ヶ月も言葉を発することもできなかったのに、今はそれができる。
何でだろう?
考えてみたけれど、それは、たぶんこの場所で気持ちをはき出しているからだと思います。確かに心そのものをはき出すことなんてできないけれど、言葉にすることでどれだけ楽になっていることか、それを聞いてもらうことでどれだけ救われていることか、しみじみと考えてみました。これからも気持ちがどうにもならないときは弱音を吐きます。でもそれは自分の中でバランスを取るための、大切なことなんだと、、、そう思ってやって下さい。