朝方、ガサゴソという音で目が覚めたら……ふとんの足もとに置いた段ボールハウスで寝ていたナナちゃんが、そこから出ようとしていた音でした。しばらくじっと見ていました。よたよたしながらも何とかハウスから出たナナちゃんは途中で倒れながらもボクの枕元に来てくれました。歩行距離にしてたったの2m弱。でもその途中にあるふとんが今のナナちゃんにどれだけ障害になっているか。その山を乗り越えてきてくれたナナちゃんが何だか愛しくてたまらなかった。
本当にいっぱいの応援のコメントをありがとう。日本中には今にも消えそうな命を目の前にして苦しんでいる人、大勢いるんですよね。そしてyuuさんのように失った命への悲しみと闘っている人、いっぱいいるんですよね。（yuuさん、日記でまで応援してくれてありがとう）……ボクはまだまだ大丈夫。ナナちゃんは思うように動かない足をもどかしく思いながらも、まだ生きようとしてくれています。朝の強制給餌は目標量の半分しかいかなかったけれど、頑張って飲み込んでくれました。残った分は午後にでもあげようと思います。休みの日は3回に分ければナナちゃんも多少は楽だろうしね。
それから朝方枕元で寝ていたナナちゃんが一生懸命起きようとして起きられずにいたんだけど、もしやと思ってトイレに立たせてみたら、オシッコをしてくれました。そっか、、、あれが合図なんだね。いるときはこうやってさせてあげればいいんだね。留守中は好きなところにしちゃっていいよ。猫はきれい好きっていうから、がまんできないかもしれないけれど、お前は今までさんざんみんなの面倒をみてきたんだから、誰も文句なんか言わないよ。
Sさん、コメントありがとうございます。そして、そんな大変なときに逆に励ましてもらって、本当にごめんなさい。
最初の頃はHPの日記コーナーは単純な作りのページだったのですが、1年とちょっと前にブログに変えて本当によかったと思います。こんなにいっぱいのコメントをもらえて、それがこんなにも気持ちを救ってくれるなんて思ってもみませんでした。本当にありがとう。そのコメントの一つ一つに返事を返したいのですが、こうやって日記の中で返事を書くことを今は勘弁してください。なるべくナナちゃんの様子は書くようにします。どうか今はそれで勘弁してください。
写真は朝方トイレに行きたくて、一生懸命起きあがろうとしていたナナちゃんです。最初は何をしようとしているのかわからなくて……写真なんか撮ってる暇があったら、トイレに連れて行けって怒ってたのかな。ごめん、ごめん。
