言えないよね

yuuさんのところのマナちゃん、もう残された時間はわずかかもしれない。じっとうずくまっている姿を見ると、とても口だけで頑張れなんて言えない。ただただ苦しまずに時間が過ごせることを祈るばかりだ。そして……今、こんなことを書くと縁起でもない、と叱られちゃいそうだけど、ボクはチャボが逝ってしまったあと、心に決めたことがある。それはボクの家の猫が何かの病気でもう助からないとわかったときは、家に連れて帰ろう、と。入院治療はやめて家で一緒の時を過ごそうと。チャボは最後まで病院の小さな酸素室に閉じこめてしまった。もちろんそのせいで命が延びたのも確かだろう。でも最後に入院してから逝ってしまうまでの10日間、チャボは酸素室よりも大好きなペコやナナ兄ちゃんのそばにいたかったのではないだろうか、と。それは今も大きな後悔としてボクの心に残っている。ナナちゃんがどういう検査結果になるかはわからないけど、どんな結果でもボクは受け止めなくてはいけない立場だ。