ガマンの限界。

今まではどんなことがあってもガマンした。はらわた煮えくりかえっても、やんわりと応対した。顔真っ赤にしながらも、ひきつり笑いで応対した。
去年、餌をあげるな、と文句を言われたときも、暗闇で石を投げられたときも、ゴルフクラブで砂をかけられても、やんわりと接してきた。ホントは怒りと恐怖でブルブル震えていたんだけどね。
けどさ、どこまでガマンすればいいのかわからないけど……今日はついにキレた。火の用心の消防団が5人、みんなが食べている脇を通り抜けるときに、一人のおばさんが『あーあ、野良猫に餌なんかあげて。ご近所の迷惑も考えないで』他の人が続けて『自分のことしか考えない若いのが多いんさな』……事情を説明しようとしたら、聞く耳持たずで『迷惑』の一点張り。
もうね、怒りを抑えることができなかった。いつもはみんなのことを考えて、何かされたら大変だからと一生懸命抑えてきたけど、今日はだめだった。だって事情も知らずに捨て台詞のように文句を言われて、それを飲み込んでガマンできるほど、人間できてないし。
野良猫の事情なんて、野良猫の大変さなんて、関係ない人間にはどこまでも関係ないことなんだよね。それはわかってる。そんな人間に何を言っても、ましてや感情的に言ったって、わかってもらえるわけないってこともわかってるんだけど、今日はダメだった。あ〜あ、自己嫌悪。
それにしても会社でいやなことあった日くらい、穏やかに過ごしたかったのに。タヌキたちとお話したかったのに。ってか、会社で普通に過ごせていたら、ガマンできていたのかな。タイミング悪かっただけか。今度あのおばちゃんたちに会っても、何もなかったかのように知らんぷり決め込むことにしよう。
はい、愚痴終了。久しぶりにごめんちゃい。