居酒屋にて

昨日は野球は中止になりましたが、上野駅で姉キと待ち合わせて居酒屋で食事(と少しのお酒)をごちそうになってきました。それにしても木曜日だと言うのに、途中席を立ったときに気づいたのですが、そのお店は外まで長蛇の列です。一瞬明日は休みかと錯覚に陥ってしまいました。でも古くはハナキンという言葉がありましたが、いつからかハナモクというようになったんですよね。あ、それもとうの昔に死語なのかな。
閑話休題
てつこさんが言うように人と対面で会うというのは大切なことなのかもしれません。姉には数年前にウツっぽいことは話してあったのですが、最近、職場で同僚が亡くなったらしく(うつ病が原因で)いつになく僕のことをあれこれと心配してくれていました。
『大丈夫だよ』と何度も言ううちに安心したのか、そのあとは昨日のエマニエル夫人の話題で大盛り上がりです。何でもあれは姉キが高校(女子校)のときに、友達と大勢で見に行ったときに買ったものだそうで、冗談でボクに『部屋に飾る?』と聞いたんだそうです。まさか『うん』という返事が返ってくるとも思わずにいたそうで、それはそれは驚いたと笑っていました。だけど何でそんなものを買ってきたのかは思い出せなかったようです。

ボクは心の病を背負うようになって極端に人と会わなくなりました。自分を無用の人間だと思うようになるにつれて、人に会うのがとても恥ずかしく感じられるようになってしまったからです。
GW、そして夏に高校時代の友人と会いましたが、会うまでは本当に大変でした。心臓が飛び出るんじゃないかというくらいのドキドキ。会ってしまえば、本当に懐かしいし、嬉しいのですが、会うまでが大変です。
そしてそれは今もまだ改善されてはいません。そんな話を姉キとしていたら、上野までお互いに30分、これからは時々食事をしようと誘ってくれ……家族のありがたみをつくづくと感じました。
チャボが逝ってしまったときに、家族とはいろいろあり、どこか溝が残されたままだったのが、ようやく取り払われたような、そんな気がします。そしてそのことを一番喜んでくれているのはチャボなのかもしれません。
そんなことを考えながら泣けて泣けて仕方のない夜でした。
あ、それからですね。宅配の公園を頼んだ友達はやはり土砂降りの雨の中、びしょ濡れになってしまったそうで、謝ったら『いいよ。たまにはそんなんも楽しいよ』と。あとで手作り料理でもごちそうしてやらなくちゃ。あ、それじゃ喜ばないかな。

写真は今朝の風景。ヒメちゃんと元気です。ヒメちゃんはやはり痛いようです。こうやってカーテン裏に隠れることが多くなったことからもわかります。明日病院へ連れて行きます。もう一枚は元気。今月中にはワクチンに連れて行きます。ただですね。いつもの病院は遠いので、マンションから徒歩2分くらいの所へ、と考えています。報告はまたそのときに。
 
あ、それからキャリーちゃんのママさん。きっと括れば同じ世代かもしれませんよ。子どもの頃に見た風景とか、遊びとか、過ごした環境とかきっとだいぶ似ているかもしれませんね。田んぼのあぜ道、レンゲ畑、ランニングと半ズボンで過ごした夏休み。蚊帳。夜中に部屋に入ってきた蛾に怯える自分。ハエ取り紙。ボクが思い出す子どもの頃の風景はそんなものばかりです。