東京弁

18年住んだ群馬を離れて大学入学で京都へ。夏に初めての帰省の際、新幹線で東京へ、そして山手線へ乗り換え上野へ……。ボクはその短い山手線内で言葉の汚さに驚いたことがある。こんな町には住みたくないと心底思うくらい汚かった。京都のあとに移り住んだ大阪も言葉は決してきれいじゃない。でも嫌悪感を催す汚さではなく、耳に心地よい汚さ……そんな感じで、どちらかと言えば好きだった。
枕詞が長くなっちゃったけれど、今日は宅配の公園に若い男女のグループが6人いたんだけど、声が大きく、そして言葉も汚くて、その場にいるのがいたたまれないほどで……もちろん言葉で人間を判断なんかできないけどね。言葉遣いがどうあれ、素直な子もいれば、優しい子もいるんだし……。だけど今のボクにはそういう言葉遣いは一番苦手なことかもしれない。
そんなボクも生まれ育った群馬より長い期間を東京で暮らすようになって、果たして言葉遣いはどうなんだろう……なんてことをちょっと考えてみたり。