カリカリ

そのナナちゃん、前々回の通院時、院長先生と相談して、カリカリの制限を緩めることにしました。今までは療法食のみだったけど、以前、ナナちゃんが好きだったカリカリもあげることに……。だからと言って、望みを捨てたということではなく、これからの時間、ナナちゃんには思う存分、楽しい時間を過ごして欲しいからです。これも去年逝ってしまったチャボが教えてくれたことです。最期の最期まで大好きなカリカリをあげずに、ガマンばっかりさせてしまった後悔を二度としたくないからです。この決断をさせてくれたのも、先日読んだ『ペットががんになった時』という本です。その中の一節にありました。『何よりも大切なのは自分から食べること』……。強制給餌や点滴での栄養より、何よりも自分から食べること、それが本当に大切なんだそうです。普通のカリカリは腎臓へは負担になってしまうかもしれないけれど、それより何より病気と闘う体力をつけてもらわなくちゃね。頑張れ、ナナちゃん。