輸血ネットワーク

昨日の夕方から我が家のマックは病院です。前回のシロンパ君に続いての輸血への協力依頼で今回はマックです。ただ今回は輸血が必要な子猫への輸血のタイミングが確定できず、マックは病院で待機している状況です。正直、何で泊まりでまで、、、と思っていたのですが、いろいろと聞いて逆に反省しました。動物は輸血のネットワークがほとんど確立されていないそうなんです。人間の血液も保存期間はさほど長くない。ましてネットワークも機器も整備されていない動物の世界となると……血が必要になると、病院が供血用に飼っている犬や猫から血を採って輸血する、、、そんな状況なんだそうです。だから血が足りなくて、命を落としてしまう動物たちもいっぱいいる……。何て寂しい国なんだろう。
今年の2月に死んでしまったチャボ。何度か輸血のお世話になり命をつなぎとめることができました。そのときは血液センターから血液を買ってるんだろう、、、くらいにしか思ってなかったんです。でも猫の輸血ってそんなに単純なものではなかったんですね。供血用の犬や猫。輸血用に一緒に暮らしている犬や猫たちを登録している善意の飼い主さんたち。勉強不足でした。
でも、、、それでもボクはマックに申し訳なくてたまらないんです。ただでさえストレスいっぱいのこの子に、病気でもないのに泊まりで、、、というのが申し訳なくて。ボクの家の猫たちはこの春、全員血液検査をしました。エイズもFIPウィルスも持っていなかったのはたったの3ニャンです。だから献血に協力できるのもその3ニャンだけです。もっともっと気軽に献血できるようなシステムがあれば……昨日から、ずっとそのことばかり考えています。調子がいいときにちょっと献血して、ネットワークを使って必要な病院で使う、、、そんな当たり前みたいなことができれば、何の問題もないんですよね。
そして、そういった輸血のネットワークを確立しようと頑張ってる人たちがいるんですね。全然知らなかった。恥ずかしいです。とりあえずボクにできること。我が家の健康3ニャンには申し訳ないけど、緊急時には頑張ってもらおう。いつか我が家の猫たちも助けてもらうときがくるんだろうしね。
マックが血をあげようとしている子猫は今日も輸血ができないかもしれない。そうしたらマックにはとりあえず明日まで頑張って待機してもらって、それでもまだ日が延びるようならチャムと交替です。